勇者の旅は、攻めだけでは続かない。日々の値動きに削られる体力(メンタル)を守るため、戦場の外に「補給拠点」を持つ冒険者は強い。今回は、FXとは別ジャンルの守りの選択肢――不動産クラウドファンディング「SOLS(ソルス)」を冒険の書に記す。条件はファンドごとに変わるため、出資前に必ず公式の最新募集要項を確認してほしい。
SOLS(ソルス)を運営するのは、名古屋に拠点を置く株式会社不二興産。不動産事業で培った知見をもとに、1口5万円から参加できるクラウドファンディング型の不動産投資サービスを提供している。FXのように毎日チャートを睨む必要はなく、出資したら基本は「ほったらかし」で分配を待つ――勇者が眠っている間も、別動隊が働いてくれるイメージだ。
SOLSの想定利回りは5〜7%目安とやや高め。運用期間6か月程度の短期ファンドも組成され、資金を長く拘束したくない冒険者にも向く。さらに、通常の匿名組合型に加えて、より現物に近い任意組合型、資金の出し入れがしやすいウォレット型など複数の出資形式を選べるのが特徴だ。多くのファンドは優先劣後方式を採用し、運営会社も劣後出資者として共に出資することで、一定範囲の損失をまず運営側が引き受ける「盾」の役割を果たす。
| 運営会社 | 株式会社不二興産(名古屋) |
|---|---|
| タイプ | 不動産型(匿名組合/任意組合/ウォレット型) |
| 想定利回り(目安) | 5〜7%目安(ファンドにより変動) |
| 最低投資額 | 1口5万円〜 |
| 運用期間 | 6か月程度の短期ファンドあり |
| 優先劣後方式 | あり |
利回りが高めということは、その分だけ案件の中身を読む目が必要ということ。物件・出口戦略・劣後比率を申込前に確認し、想定利回りは「予定」であって確定ではないことを忘れないこと。元本保証ではなく、運用期間中は途中解約が原則できない(=資金が拘束される流動性リスク)点も、FXとは違う性質として理解しておきたい。